ダイエットしているときは、脂の多いものは取らない様にと意識しがち。でも、上手に取りいれればダイエットに効果的なオイルもあることが、話題になっています。
その一つがココナッツオイルです。ヤシの実から取れる白いかたまりですね。
でも、ココナッツオイルは純粋な和食には登場しない油ですし、南国の料理に使うイメージ。自宅でどうやって食べたらいいのかイマイチわからないものです。
今回はココナッツオイルがダイエットに効果的な理由や、毎日摂るためのカンタンの食べ方などについて覚書しておきます。
この記事で伝えたいこと
ココナッツオイルってどんな油?
ココナッツは、ポリネシア地方やインド洋、大西洋の一年中あたたかい熱帯地域に生えるココヤシの木になる実のことです。
実の中心部ある、透明の液体とその外側ある白い固形の部分から、ココナッツオイルが作られます。
温度が上がると液体に、常温になると固体になるのがココナッツオイルの特徴です。
味はあまくてこっくりしていて、ふんわりとした独特の香りがあります。
香りのないココナッツオイルも市販されているので、香りが苦手という方はそちらを使えば大丈夫です。
ココナッツオイルがダイエットに良いのはなぜ?
ココナッツオイルは、オイルの中でも、飽和脂肪酸に属していて、特に中鎖脂肪酸のラウリン酸が多く含まれています。
中鎖脂肪酸は、エネルギーになりやすく、体にたまりにくいという性質があります。
体の中で燃えやすいので、脂肪として体につかないんです。
つまり、食べても太りにくいのが特徴なのです。
体に必要な脂肪酸を摂れるけど、たくさん食べても大丈夫というのはダイエットの強い味方ですね。
さらに、ラウリン酸には抗菌作用あり、美肌にも効果が期待できます。
加熱してもいいの?ダメなの?
体にいいオイルは、加熱してもいいもの、ダメなものがありますが、ココナッツオイルは加熱して食べても良いオイルです。
ポリネシアン料理などでも、多く使われていますね。
炒める、揚げる、焼く、などの加熱する料理に向いています。サラダにかけたり和えたりする使い方も可能。
幅広い食べ方ができます。
ダイエット中の方は、普段使っている油を1回でもココナツオイルに置き換えても良いでしょう。
ココナッツオイルを毎日簡単に!ダイエットに効果的な食べ方は?
ココナッツオイルは食べやすくて栄養価も高いので、毎日摂りたい油ともいえます。
温めると溶ける性質があるので、温かい飲み物に入れて飲むのが一番簡単な摂り方です。
また、パンを食べるときに塗るバターの代わりにココナッツオイルの固形を乗せて塗る方法もあります。
バターは吸収されやすい油なので摂り過ぎると太りますが、ココナッツオイルならその心配はありません。
クッキーに入れるバターを、ココナッツオイルに変えるのもヘルシーでおすすめ。
ココナッツオイルは、手の込んだ料理にも使えますが、いつもの食事や飲み物にちょっと追加するという方法なら毎日続けられます。
ココナッツオイルとコーヒー
ココナッツオイルは温めると溶けるので、いつも飲んでいる温かい飲み物に入れるのが簡単です。これなら毎日続けられますよね。
コーヒーの香り成分には抗酸化作用もあるので、ココナッツオイルとWの効果が期待できます。
ココナッツオイルと卵
タンパク質が豊富で、ビタミンEの吸収にも良い卵。ココナッツオイルの甘いふんわりとした香りともよく合います。
高たんぱくで低カロリーな物を手軽に食べたいときにおすすめ。
ココナッツオイルと納豆
食物繊維が豊富な納豆と、ココナッツオイルを組み合わせることで、便秘解消に効果的。ココナッツオイルによって、カチコチの便が柔らかくなったという方もいるので、相乗効果が期待できます。
まとめ
ココナッツオイルがダイエットに良い理由や、食べ方についてまとめました。
オイルでありながら、太りにくいという性質は、ココナッツオイルならではです。
脂分を徹底的にカットしてダイエットをすると、体に必要な脂分まで摂れなくなります。ココナッツオイルは、体が必要とする成分を摂りながら、脂肪としてたまらないという特徴があるので、日ごろの料理に大いに活用すると良いでしょう。