冬になると、悩ましいのがお肌の乾燥です。ほほがガサガサしてしまったり、かかとが白くひびわれてしまったり。かゆみを生じてしまうことも。
ここでは、乾燥肌対策のポイントについてまとめていきます。
お肌の乾燥改善はセラミドを補うことから
お肌が乾燥する原因は、もともと肌に備わっている保湿物質の減少によるもの。保湿物質は水分を抱え込んでくれて潤いを保つ役割をしています。その4割を占めるのが「セラミド」です。
乾燥の改善はセラミドを補うことが一番効果的です。セラミド入りの化粧水や美容液、ジェルなどを使います。
他に、お風呂で熱いお湯に長く浸かるのも乾燥肌の一因。お湯につかっている間にお肌を守っているセラミドが失われてしまうんです。
寒い季節はお湯にじっくりつかって温まりたい気持ちはちょっと我慢。
お湯にはセラミド配合の入浴剤を入れて、10分程度で切り上げるといいですね。湯上りにはセラミド入りの保湿クリームで整えましょう。
ファンデーションはこすらずに優しくつける
ファンデーションの選び方、付け方も乾燥肌対策に欠かせません。クリームタイプのファンデーションが保湿という観点から見るとおすすめ。
でも、クリームタイプは使いにくい、パウダーファンデがお好みというならば、パウダーでありながら保湿にも気を配ったファンデーションを選びましょう。
メイクをするときの注意点は「こすらないこと」。パウダーファンデについてくるメイク専用スポンジは、ついついこすってしまいがち。
おしろい用のやわらかいパフを使って軽く押し込むような塗り方がおすすめです。
クリームファンデの場合は指の腹を使って伸ばすように。力を入れ過ぎないように注意しましょう。
こたつやエアコンで乾燥する?温度設定が大事
冬に大活躍の暖房器具。こたつに入ってぬくぬくしたり、エアコンで部屋全体を暖めたり、と、常に使っていることでしょう。
ただし、温度設定を高くしすぎると、これも乾燥を招いてしまうんです。こたつの設定を高にしていると、こたつ内の湿度が下がってしまいます。
エアコンにも設定温度が高いと同じく湿度の低下を招きます。結果的にお肌の水分を奪ってしまい、乾燥につながるんです。
電気代の節約にもなりますし、こたつは低温、エアコンは20度を目安に設定すると良いですよ。
かかとのガサガサには保湿クリームで念入りにお手入れ
タイツやストッキングをはくときに引っ掛かってしまって不快なかかとのガサガサ。白く筋が入ったようになって、表面がささくれて恥ずかしいですよね。時にひび割れてしまうほどひどくなることもあり、悩ましいです。
准凪も、かかとのガサガサには困っていました。
このかかとのガサガサは乾燥だけが原因ではないのですが、やはり、まずは保湿が大切です。
最初におすすめするのは、尿素配合のクリーム。普通の保湿クリームでは、かかと表面の固い角質を通ってくれません。尿素ならばタンパク質を分解して保湿してくれるので、固いかかとのケアにピッタリなんです。
でも、尿素はタンパク質を分解するという性質上、使いすぎると逆に乾燥肌、敏感肌につながってしまうこともあります。尿素である程度軟らかくなったら、普通の保湿クリームに変更するようにしましょう。
准凪は、シンシアガーデンのママバター フェイス&ボディクリームを愛用しています。ナチュラルシアバター100%の保湿クリームなのです。
固いバターのようなテクスチャで、人肌の温度で暖まります。うまく塗れないときは、木のヘラなどで削って塗るのが正しい使い方。
でも、急いでるときは准凪は容器ごとクルクルかかとにあてて塗ってしまいます^^;
お風呂上りに必ず塗るようにしてから、かかとのひどいヒビワレの心配がなくなり、徐々に柔らかくなってきました。つるつるかかとになるまでがんばって続けて行こうと思っています。