肌色がくすんで見えたり、ダイエットがはかどらなかったり…。これは血液の巡りが良くないことも原因の一つと考えられます。冷えると体の不調を招くというのをご存知の方もいらっしゃるでしょう。
血行が悪いと、健康面だけでなく美肌や美ボディにも影響があるのです。そこで、今回は、血行を良くする方法を挙げてみました。
この記事で伝えたいこと
血行がわるいと起こる青ぐまや顔の肌のくすみ
皮膚の表面は本来ちょっぴり灰色がかった色をしています。血行が良い時は、血液の色が透けて見えて健康的に明るく見えます。でもパッと見た瞬間に、なんとなく肌がくすんで血色が悪い印象を与えるのは、透けて見える血の色が健康的な赤色をしていないから、ともいえます。つまり、血行が良くない、うっ血した状態だとそのままちょっと暗めの血の色が色が透けてしまい、結果的に目の下の青ぐまや肌のくすみにつながっているんです。
血行不良による肌くすみやくまを改善するには、食事やマッサージによる血流アップに鍵があります。
特に、目の下のくまが目立つ時は、目の下の部分だけが血流が悪くなっている、ということではありません。顔全体や体の方も血行不良を起こしていると考えると良いでしょう。マッサージをして血液循環を改善したり、体を温める食事を心がけることで、くまが目立たなくなりますよ。
血行不良による冷えはダイエットにも悪影響!あたためながらの方が効率がいい
ダイエット中の方で、いまいち成果が上がらない方に見られがちなのが、冷えです。カロリーを摂り過ぎないように…と過度に食事制限をすることで、本来なら摂るべき体を温める食べ物をも控えてしまっている可能性があります。
痩せるために一番大事な、”脂肪を燃焼”が滞っている状況ともいえるんです。体を温める食べ物を取らないと、血液の循環も低下します。食事を食べずにカロリー制限!とがんばっていても、血行不良による冷えを招いていては、逆効果。
健康的にしっかりと痩せるためには、体を温めて血行を良くする食材を意識した方が効率がぐっと効率が上がるんですよ。
体の中から血流をアップ!おすすめ食材は?
血流を良くするためには食べ物から意識しましょう。ただ、あたたかく調理したものを食べればいいということではありません。
食べ物には体をあたためる食べ物の代表的なものは、しょうが、ネギ、とうがらし、根菜類が挙げられます。
例えば、かぼちゃの煮つけを食べたり、味噌汁にしょうがのすりおろしをいれて、ねぎを散らしたり、といった食べ方を摂りいれます。
また、真夏でも、冷房がかかっている室内に長くいると冷えてしまいますね。体温の調節をするカーディガンを羽織るなど対策にプラスして、体をあたためる飲み物を飲む、というのも良いでしょう。ほうじ茶や紅茶などがおすすめです。
たばこは血流と滞らせる性質があります。出来れば本数を減らす、やめるといった努力をすることが美肌へ繋がります。
筋肉が血液を巡らせる。適度な運動の方法
筋肉にはたくさんの血管があり、動かすことでポンプのような役割をし、体全体に血液を運んでくれます。その為、筋肉を上手に動かすような運動が血流UPに効果的です。
ストレッチの例
・手を上にあげ、片方に引っ張りながら体を傾ける。10秒静止。反対側も行う
・片方の手を頭の後ろに曲げ、ヒジをもう片方の手で押す。10秒静止。反対側も行う。
・首を左右に5回ずつゆっくり回す。
・頭の上に手を乗せ、前後に倒して10秒ずつ静止。
仕事はデスクワークで1日中座りっぱなし、という方は特に気を付けて。休憩時間にストレッチを行うようにしましょう。
また、1日20分のお散歩が1日中の脂肪燃焼につながり、体を温めます。とはいえ、まとまった時間がなかなか取れないという場合は、職場内を移動するなど細切れの時間でいいので少しずつ歩いて貯めるというのもありです。
まとめ
体をあたためることで、美肌にもダイエットにもつながります。ちょっとした意識改革で、忙しい毎日でもできるものばかりを挙げました。顔色が悪いな、どうも最近ダイエットの効果が止まってるな、と思ったら、実践してみてください。