鏡をのぞいてみたら、なんとなくお肌が黒っぽい…。肌のくすみを感じる基準は人によって違いますが、ふとしたきっかけで気が付くものですね。くすみはなぜ起こるのでしょう?そしてどんなふうに対策したら、くすみがすっきりして透明感が戻ってくるのでしょう?原因と対策についてまとめました。
この記事で伝えたいこと
肌の表面の角質が分厚くなって起こる「角質肥厚くすみ」とは?
寝不足やストレスなどでお肌のターンオーバーが崩れると、本来はがれて落ちるはずだった角質が肌の表面に残ってしまいます。
それが繰り返されてたまっていくことで角質が厚くなってゴワゴワしてる状態のことを「角質肥厚」といい、これが原因のくすみのことを「角質肥厚くすみ」と呼ぶんです。
実は、角質はちょっぴり黒味があるため、その角質が肌の表面に蓄積されると必然的にくらぼったく見えてしまうというわけです。
とはいえ、くすみをとるためにせっせと美白化粧品を使う、というのは間違い。角質肥厚くすみを改善するのに一番良いのは、「ピーリング」です。肌表面にある古い角質がきれいに落とせるため、お肌がふっくらとしてきます。ピーリング化粧品ははがすタイプよりも洗い流すタイプの方がお肌に優しいのでおすすめ。
そして、ピーリング後は必ず保湿をすることを忘れずに。
乾燥したお肌もくすみの要因 化粧品はどのタイプ?
くすみの原因の2つ目は乾燥です。カサカサと乾燥した角質は灰色っぽい色味を持っています。
つまり、乾燥するだけで顔色がぼんやりとくすんで見えるのです。空気が乾いていて乾燥しやすい冬場のくすみは、この乾燥くすみであることが多いです。
肌のカサカサが原因なので、保湿をすればくすみは緩和される、ということ。
くすみを改善するならば、化粧水をぱしゃぱしゃたっぷり使うのではなく、
保湿力のあるセラミドやヒアルロン酸が入った保湿美容液を丁寧に塗ってケアするようにしましょう。
血行が悪いと青白くお肌がくもる
3つ目のくすみの原因は血行不良です。血液がお肌の隅々まで行きわたらないと顔が青白くなってくすんで見えるのです。寝不足だったりストレスだったりと、日ごろの生活の乱れによる肌ぐすみ、ともいえます。
これを改善するには、生活習慣を整えて睡眠をとること。
朝お肌がくすんでいるようならば、マッサージクリームを塗って優しくくるくるとマッサージをするのも効果的。
そして時間がある休日の朝には、パックをします。パック剤は、血行を促す効果を期待できるもの、そして保湿の効果があるものを選びましょう。
夏の終わりくすみ肌…日焼けのメラニンが残ってる!?
夏の終わりにお肌がくすんで見えるというならば、それは紫外線の影響を疑いたいところですね。強い紫外線を浴びていたことによって、お肌にメラニンが増えてしまいます。それが、陽射しが弱まったころに外に出てしまえばいいのですが、うまくターンオーバーせずに残ってしまうこともあるのです。
顔全体がなんとなく日焼けしているような茶色っぽいくすみは、メラニンが原因です。お肌のターンオーバーを促す美容液やパックを使い、早めに対策しましょう。放っておくとシミにつながってしまうかもしれません。
ごしごしふき取ってはダメ!摩擦もくすみを引き起こす
最後に、摩擦による色素沈着を挙げておきましょう。例えば、日々のクレンジングを拭き取りタイプで行っている人は要注意。クレンジング液が足りなかったり、拭き取るときについゴシゴシとふき取ってしまったりすると、肌とふき取りのコットンの間で摩擦が生じます。結果的に摩擦によってできてしまった色素が肌にとどまってしまうのです。
クレンジングは洗い流すタイプの方がお肌に負担が少ないです。そしてメイクを落とした後はきちんと保湿を心がければ、くすみは緩和されます。
まとめ
肌のくすみの原因と対策方法についてまとめました。どれも日ごろちょっと気を付けていれば出来ることばかり。生活習慣を整え、寝不足にならないようにすること、ストレスをためないこと、乾燥に気を付けること、焼けないようにすること、お肌はやさしく扱うこと。これらを心がけて、くすみとは縁のない生活を送りたいですね。
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